リヤスピーカー取り付け記

 

オーディオを装着して2年。そこそこ快適なバイクライフを送っていましたが、去年から長距離通勤で、郊外や高速を走る機会が増えました。80km/h以下なら聞こえるのですが、100km/hを超えるとエンジン音と風切り音にかき消されてしまいます。こんなときにリヤスピーカーがあればと思っていました。
都筑ミーティングで
サウンド番長さんのフュージョンを見てから、いつかリヤスピーカーを付けたいと思っていました。連休を利用してリヤスピーカー取り付けを行いました。(2001.9.24)

使用したスピーカーはcarrozzeria TS-E1075。耐水スピーカーです。

取り付け位置はサウンド番長さんのフュージョンを参考にしました(というよりパクリ?)。
リヤカウルの張り出し部です。
カットするラインを書いたところをドリルで細かく穴を開けていきます。
穴と穴の間をさらにドリルで穴を開けて切り落とし、ヤスリでエッジを整えます。
見える部分ではないと割り切り、整えたと言ってもかなりラフです。
仮置きしてみます。こんな感じです。
スピーカーコードをつないでネジ止めし、グリルとグリルネットを取り付けます。
取り付け場所が平坦な場所ではないので、グリルのネジ穴を拡大してネジを逃がしてやる加工が必要でした。
完成です。
手元でリヤスピーカーをON/OFFできるようにスイッチを設けました。左の2つがリヤスピーカー用です(右のスイッチはラジエーターファンの手動操作用スイッチです)。
これにより郊外や高速ではリヤスピーカーON、市街地走行ではOFFと、すぐ切り替えられます。

リヤスピーカーの取り回しのコードが増えたため、乱雑だったフロントカウル内は一層乱雑となり、メンテナンスカバーを着脱するのにかなり苦労します。

試走してみたところ、「音に包まれる」という感じで、見えないルーフがついているような感じです。初めてオーディオを付けたときも(フロントスピーカーだけですが)同じような感じがしたのを思い出しました。

リヤスピーカー作動時は、音が前後スピーカーに分散するため、音量自体は増えた感じは少ないです。ただ、フロントスピーカーの70Wに比べ、リヤは100Wなので、リヤを主体に使えば、高速時は聞き取りやすくなるのではないかと思います。

 

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