課題走行のポイント
6点確認
ルームミラー
― 左サイドミラー ― 左目視 ―
ルームミラー ― 右サイドミラー ―
右目視
発進時や切り返しなどは必ずこれを行う。
発進
【1】乗車し、シート調整、ルームミラー調整、シートベルト装着。
【2】ブレーキ、クラッチを踏み、ニュートラルを確認。
【3】バッテリースイッチを入れ、キーをひねり、エンジン始動。ここまでが準備。エンジン始動したら試験官に「準備できました」と言い、指示を待つ。たいていはすぐ「では発車して下さい」と言われる。
【4】ブレーキ、クラッチを踏み、ギヤを2速に入れる。
【5】6点確認し、合図を出す。
【6】サイドブレーキをおろす。
【7】さらに右サイドミラー、右後方目視を行い、発進。
進路変更
【1】ルームミラーを見る。
【2】合図を出す。
【3】サイドミラー、後方目視、前を見る。(それぞれ約1秒ずつで計3秒)
【4】進路変更をする。
※必ず前を見てから行う。後方確認をしながら変更しないこと。
※距離が短く、進路変更を要しない場合は、合図
― 目視だけでよい。
カーブ、右左折
減速は一車長手前に終了すること。
左折
(いずれも縁石から50cmに寄っていることが前提)
3R---自分が曲がろうとする道路の車線中央にきたらハンドルを一杯に切る。
5R---自分が曲がろうとする道路の縁石と重なったら切り始める。一気に切らずに左ミラーで確認しながら徐々に切り足していく。(一杯まで切ってしまうと切り過ぎ)
立て直し---自分を水切りから2mぐらいのところに持っていくつもりで。
変則左折---自分が停止線を60〜70cm過ぎたあたりで一杯切り。(写真の赤い人型のあたり) ※いずれの場合も左折前に巻き込み確認を忘れないこと。
※左折中は左後方ばかりでなく右前方も確認すること。
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鋭角コース
【1】縁石50cmに寄り、鋭角内側の縁石の延長が自分と重なったらハンドルを一杯に切る。
【2】左後輪が接輪しないように微調整しながら、左水切り一杯ぐらいに寄せる。
【3】出口側内側縁石の延長と自分が重なったら右にハンドル1回転。
【4】自分がコース中央にきたら残りを全部切る。
【5】奥の縁石と車体が垂直になるまで進み、ハンドルを戻す。このとき、窓枠後端と縁石が重なったあたりで前輪が縁石一杯となる。
【6】バックギヤに入れ6点確認。ハンドルを左一杯に切ってバック。
【7】左路肩灯が縁石と重なるまでバック。その直前にハンドルをまっすぐにしておく。このとき車の右側に1.2mぐらいの余裕があるのが理想。
【8】6点確認後前進。左足が出口左側縁石に乗ったら右一杯にハンドルを切る。右後輪が接輪しないように微調整。
【9】左合図を出して出口を左折。出口の左折はセンターラインに左足が乗ったらハンドルを切るとちょうどよい。
坂道発進
(右折進入、坂道後左折の場合)
【1】車体の向きがが45度ぐらいになったら、左合図を出し左後方確認。
【2】ルームミラーを確認してからブレーキ。
【3】サイドを引きギヤを2速へ。
【4】6点確認。
【5】ブレーキを離し、エンジン回転を上げながらクラッチを上げていく。
【6】エンジン音が変わり半クラッチ状態になったらサイドを下げ、徐々にクラッチをつないで発進する。
【7】後輪が頂上に乗ったら3速にシフトアップ。そのままエンジンブレーキとブレーキで速度を抑えつつ下る。
【8】下りながら左右を確認し、車が来なければ左巻き込み確認をして左折する。
※左折進入、坂道後右折の場合は左右が逆になります。
S字
【1】左縁石から60cm(水切りから10cm)に寄せる。
【2】ギヤを2速に落とす。
【3】S字手前縁石の延長と背もたれが一致したら左にハンドルを1回転切る。
【4】コース中央と左の窓の中心が一致したら残りを全部切る。
【5】左後輪が接輪しないように微調整する。
【6】進入できたら、初めのカーブでは自分の左足が外側縁石上を通るような感じで車両を誘導する。ただし、こまめにサイドミラーで後輪を確認する。
【7】後半のカーブは自分がコース中央を通るような感じ。カーブの途中は外側前輪、内側後輪と縁石の間隔がどちらも20〜25cmぐらいになるのがベスト。
【8】カーブ後半から右合図を出し、左右を確認する。
【9】出口の右折はショートカットにならないように、少しハンドルを戻して前へ出てから切り込む。
方向変換
【1】左に寄って進入。(車庫の)入り口を確認。
【2】左路肩灯が車庫の2/3ぐらいのところにきたらハンドル右に1回転で、すぐに戻す。
【3】正面道路の左右を確認して停止。
【4】ギヤをバックに入れて6点確認。
【5】バックを始め、左路肩灯が縁石のカーブの始まりと一致したら左一杯に切ってバック。
【6】フロントが右に大きく振られるので右側を目視確認。ミラーばかり見ないように気をつける。
【7】まっすぐになってきたら真後を目視確認。ハンドルを戻していく。ハンドルは両手で操作すること。
【8】だいたい進入路の縁石と自分が一致するあたりが後一杯。
クランク
【1】手前縁石と背もたれが一致したら右にハンドルを切る。
【2】右後輪が接輪しないように微調整しながら右一杯(縁石から10cm以内)に寄せる。
【3】左縁石の延長と背もたれが一致したら左に1回転切る。(なお、左縁石と右側ポールの端は一致しているので、ポールを目安にしてもよい)
【4】左窓枠中央がコースの中央にきたら残り全部を切る。
【5】微調整しながら右ミラーと一番手前のポールが20〜25cmぐらいに寄せる。
【6】向こうから7〜9本目のポールのときに最接近し、5cmぐらいになる。その間隔を維持するようにハンドルを戻しながら進む。
【7】向こうから4本目のポールを過ぎたら、内輪に余裕があれば一杯に切り、左に寄せる。
【8】同様に右にハンドルを切っていくが、右は切れ角が浅いので、背もたれで1回転回したら休まず続きを切る。あとは左折と同様の手順。
※クランクでの切り返し
内輪がつまったら、反対に切ってさがり、すぐ元の方へ一杯切り。内輪をあける。バックする距離は80cm〜1m。後のポールに当たらないように注意する。
ミラーがつまったら、ちょっとハンドルを戻してさがり、すぐにハンドルを元の方へ切る。30〜50cmぐらいのバックですませる。
切り返し前後は6点確認を忘れないこと。
縦列駐車
【1】左50〜60cmに寄せ、駐車スペースを目視確認。縁石の角と左路肩灯が一致するあたりで停止。
【2】バックギヤに入れてからウインカーを消す。
【3】6点確認後バックする。
【4】中央ドア中心とポールの角が一致したら左一杯に切る。
【5】右にフロントが振られるので右側を目視確認。
【6】奥の角と車体がまっすぐになったらハンドルを戻してそのままバック。
【7】左路肩灯と水切りが一致したら右一杯に切る。車体フロント左角とポールが一致するところを目安にしてもよい。
【8】車体が平行になるまでバックし、平行になる直前にハンドルを戻す。
【9】右サイドミラーにポールが2本映っていればスペースに収まっているが、1本しか見えない場合はミラーがはみ出している可能性があるので切り返しが必要。(1本しか見えない場合でも、車体との間に多少余裕があれば収まっている)
【10】サイドを引き、ギヤをニュートラルにして「終わりました」と申告。
※縦列駐車の脱出
【1】ギヤを2速に入れ、右ウインカーを出し、右ミラー、右後方目視(2点確認)を行い、サイドをおろして発進。脱出時は何度でも2点確認を行う。
【2】脱出後すぐ左折のため、車体が45度になったら左合図を出す。
【3】路肩灯がまだスペースを出ないうちから左にハンドルを切り、水切り一杯に寄せていく。(脱出後すぐに左折なので)
停車
【1】ドアの中心とポールを合わせて止める。(左サイドミラーで見て左路肩灯とポールの先端が一致するあたり)
【2】サイドブレーキを引く。
【3】ギヤをニュートラルにする。
【4】エンジンを切り、バッテリースイッチを戻す。
【5】ギヤをバックに入れる。
【6】クラッチ、ブレーキを離す。
【7】シートベルトをはずし、シートを下げる。
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