初期型 シルエット'70

 

RT80系初期型は「シルエット'70(セブンティ)」と呼ばれていた。

幼い兄妹が、おそらく家にやってきたばかりの新車のコロナのサイドミラーに写る自分たちの姿を見ているシーンが表紙。

 

昔のカタログにはストーリー性があったように感じます。車も今以上に夢がありましたね。
ニューコロナで河原に遊びに行った家族という感じ。
『車は生活の足であると同時に家族の憩い。子供が大きくなったなぁ・・・と感じたら、次の愛車はニューコロナ。≪堂々サルーンです≫』というコピー。

 

1700デラックス。
これが一番の主力車種のようで、最もページを割いています。
『まったく新しいシルエット'70。みなぎる力強さと風格』

 

これも1700デラックス。
『すらりと長いロングノーズ。ボデー側面に稲妻を思わせるサンダーウェーブが強烈な個性』と書いてあります。
サンダーウェーブはブラボー・コロナにも受け継がれています。

 

内装の紹介。
『あなたのモットーは安全運転?スポーティ運転?
乗る人の心をしずめるシックな計器盤です』というコピー。

 

初期型1700SLの紹介のページ。
『SLは≪若人のサルーン≫。105馬力。ボデーに精悍なストライプ』と書かれています。
「ヴェスビアレッド」と呼ばれるこのボディカラーはブラボー・コロナには設定されていませんでした。
この時代はレザートップ装着車もよく見かけたものです。

 

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